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iPhoneXRが2万円?大幅値下げに騙されるな!実際は全然お得じゃない理由

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先日、iPhoneXRについて衝撃のニュースが流れました。

それはdocomoで販売するiPhoneXRが、11/26よりなんと2,5920円(64GBの場合)ほどの価格になるというもの。

iPhoneXRは10月に発売されたばかりなので、いくら売れてないと言われていてもわずか1ヶ月程度で7万円もの値下げ、それもApple製品です。

ここまで極端な施策はこれまで無く、かなり驚いた人も多いのでは無いでしょうか?

 

しかしこの値下げでiPhoneXRを買おうと思った人、ちょっと待ってください。実はこれにはちゃーんと裏があります。

 

初めに言っておきますが、Appleストアで端末を購入+格安SIM運用のほうが圧倒的に安いです。

ということで今回は衝撃の値下げ発表を行ったdocomoのiPhoneXRの真実についてできるだけわかりやすく解説したいと思います。

iPhoneXR衝撃値下げの詳細

まずは先日のiPhoneXR大幅値下げの詳細について、改めて見ていきましょう。

今回発表された内容は、11/26よりiPhoneXRに各種割引が適用されて結果端末が25,920円からになるというもの。それが以下の通り。

 

通常の端末価格(XR 64GBの場合) 98,496円
端末購入サポート(XR 64GBの場合) −58,968円
iPhoneデビュー割 −8,424円
オンラインショップ限定割引(11/30まで) −5,184円
合計 25,920円

 

docomoではこれまで、一部の機種で端末購入サポートという端末の料金を値下げする仕組みを採用していました。

これは「端末料金から一定の金額を2年間分割して差し引いていく」というもので、2年間契約すればかなりの金額を割引できるという内容でした。

ガラケーからスマホに変わり、更にスマホの高価格化に伴って1機種10万円を超えるのも当たり前になった現在では、端末を安く購入できる端末購入サポートに魅力を感じた人もいたと思います。

しかしこの端末購入サポート、これまでiPhoneXRシリーズは対応していませんでした。

それが昨日より急遽、XRシリーズが追加され、2年間(24ヶ月)利用することで合計58,968円差し引かれるようになったのです。

加えて同日より始まったiPhoneデビュー割の8,424円、オンラインショップ限定ではありますが追加割引5,184円が加わった結果、トータルで72,576円もの値下げがされるようになったというのがiPhoneXRが2万円台で買えるという衝撃のニュースの詳細になります。

 

なお、対象となるのは新規契約もしくはMNPのみ

機種変更の場合は端末購入サポートの代わりに後述する月々サポートで同額の58,968円値引きされる形となります。(ただしiPhoneデビュー割は適用されません)

 

このニュースだけを見るとまだiPhoneXRを購入していないユーザーは歓喜し、既に購入してしまったユーザーは大きなショックを受けたことでしょう(笑)

しかしちょっと待ってください。実はこれ表面上はとてもお得に見えるんですが、実際はそこまでお得じゃありません。それを今から解説します。

 

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iPhoneXRの大幅値下げがお得じゃない理由

月々サポートが適用できない

端末購入サポートが適用されたiPhoneXRですが、docomoではもう一つ似たようなサービスで「月々サポート」という仕組みがあります。

これは対象の機種を購入すると、2年間(24ヶ月)、毎月一定の金額が通信料金から割り引かれるというもの。

docomoに限った話ではありませんが、よく家電量販店などで「実質0円」として販売しているものの多くはこの仕組を採用しています。

ようは、端末の料金は変わりませんがその分端末の料金と同じ分の費用を24回に分割して毎月の通信料金(パケットパック)から値引きしますよ、ということ。

毎月の利用料金ではなく”通信料金”というのがミソです。つまり絶対にパケットパックを契約しないといけません。

まぁほとんどの人は外出先でもネットを使用すると思いますが。

 

で、この月々サポートですが、残念なことに端末購入サポートとの併用ができません

併用できないというか、docomoで販売されているスマホ・iPhoneは、月々サポートもしくは端末購入サポートどちらか片方にしか対象になっていません。

ちなみにiPhoneXRはこれまでこの月々サポートの対象となっていて、それが今回端末購入サポートに移ったという形になります。

 

この時点で感のいい人はもうわかったのではないでしょうか?

そうです、つまり今回の衝撃的な7万円値下げは、実際はiPhoneデビュー割の8,424円(+オンラインで購入する場合は合計13,608円)しか安くなっていないということなんです。

 

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2年間指定の条件で契約し続けなければいけない

更に、端末購入サポート・月々サポートどちらも、24回=2年間で合計58,968円差し引くという仕組みのため、途中で解約してしまうとそれ以降の割引分の金額は消えてしまいます。

それどころか1年以内に解約すると違約金が発生するだけでなく、24ヶ月中の残った月の分の割引金額(もしくは全額)を支払わなければならなくなるのです。

これ絶対に覚えておいてください。知らないで解約すると危険です。

 

また2年間契約という期間だけでなく、指定のプランに加入しなければ端末購入サポートor月々サポートは適用されないという条件もあります。

その条件というのは以下の通り。

  1. 「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」「シンプルプラン(スマホ)」「データプラン(スマホ/タブ)」の契約
  2. ドコモ指定のパケットパック/シェアオプションの契約(予約付も対象)

つまり最低でも音声通話用のカケホーダイプランとデータ通信用のプラン+パケットパックを契約しなければなりません。

そうなるとそれぞれ一番安いプランを選んでも毎月6,000円ほどかかることになるのです。(後述)

 

なので、「よっしゃ、一括払いで端末を安く買って早めに解約すれば安くiPhoneXRが入手できるぞ!!」と考えている人は気をつけましょう。

安く購入できるどころか嫌でも6,000円を2年間=14万円以上支払わなければならないので大幅赤字になります(笑)

 

また100日を経過する前のSIMロック解除手続きを行った場合も解約扱いになるので注意が必要です。

 

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結局月々いくらぐらいになるのか計算してみた

今回の端末値引きがあまりお得じゃないという説明をしたわけですが、現在iPhoneXRの64GBモデルを24回の分割払い、2年契約購入したとして実際毎月の費用はどれくらいになるのか計算してみました。

料金プランはできるだけ安く維持するために最も安い通話プランであるシンプルプラン、パケット割引はベーシックパック1Gのものを選択しています。

なお、計算にはdocomo公式の料金シミュレータを使用しています。価格は税込み。

 

iPhone XR (64GB) 1,296円/月(全24回) ※
シンプルプラン(スマホ)
(2年間の定期契約あり)
1,058円/月
ベーシックパック(〜1GBまで/ステップ1) 3,132円/月
インターネット接続サービス 324円/月
合計 5,810円/月

 

こちらが現在店頭で購入した場合の金額。

オンラインショップで購入した場合は11/30までであればオンラインショップ限定割引の5,184円(24ヶ月で割って1ヶ月あたり216円)が適用されるので、毎月の利用料金は5,594円となります。

この約6,000円を2年間=約14万4千円を払わなければならないということです。

 

どうでしょうか?

iPhoneXRが約7万円引き!と衝撃的なニュースだった割に、全然安くなってるように感じませんよね。

それもそのはず、これまでの新規orMNPでの端末購入サポートによる実質本体代金が無料なときとほとんど変わりませんからね。

改めていいますが実際に値引きを実感できるのはiPhoneデビュー割の8,424円とオンラインで購入する場合限定(しかも11/30まで)の5,184円である合計13,608円だけ

確かに以前よりは多少お得にはなっているものの、そんな興奮するほどの内容じゃないってことです。

 

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iPhoneXRを一番オトクに購入して利用する方法

 

ここまでで今回のdocomoのiPhoneXR割引は大して美味しくない理由がわかったと思います。

では次にどうすれば一番コスパよく・お得にiPhoneXRを購入して利用することが出来るのか、その方法について解説します。

 

その方法とはズバリ、AppleストアでのSIMフリー版購入+格安SIMでの運用です。

 

手順としてはまずAppleストア(実店舗)もしくはAppleのオンラインストアにてiPhoneXRを購入します。

ちなみにこのとき一括でも分割でも購入できますが、どちらで購入しても最終的な費用はかわりません。(=金利無し)

この辺はキャリアなどでいつも分割で購入していたユーザーには嬉しいですね。

 

次に格安SIMを購入(契約)します。これは家電量販店やAmazonなどのネットショップ、そして各SIM会社の公式サイトから申し込みできます。

格安SIMについてあまり知識がないという人もいると思うので、簡単に説明しますね。

格安SIMとは名前の通り格安なSIMカード(電話番号などの上方が登録されているICチップ)のことです。

このSIMカードの運営会社のプランによって毎月の利用料金が決まってきます。

 

通常docomoやau、ソフトバンクといった大手携帯キャリアで契約すると、このSIMカードは初めから端末に組み込まれて設定されているので、こちらでは端末のみを購入しているように感じます。

しかし実際は端末購入+SIMカード契約というのが行われていているわけです。

新規やMNPで携帯を購入すると必ず「新規契約事務手数料」として3,000円程度かかりますよね。これは端末の料金ではなくSIMカードを契約しているから発生しているのです。

日本では前述したように携帯キャリアにて端末+SIM契約まで行う販売体系が一般的となっていますが、世界的に見るとこれは変わっていて、海外ではスマホはスマホだけで購入し、SIMを別途契約するスタイルが普通です。

つまり今説明しているAppleストアでの端末購入+格安SIMの契約と同じ形というわけですね。

 

で、格安SIMというのはこのSIMカードのみを別途購入するわけですが、名前の通り利用料金がキャリアに比べてびっくりするくらい安いのが特徴です。

どれくらい安いのかというと、契約するSIM会社やプランにもよりますが、およそ5分の1くらい違います

 

わかりやすく比較してみましょう。

今回は数ある中から2018年11月現在、個人的におすすめの格安SIMであるLINEモバイルを例にして上げてみます。

購入から2年間(端末分割払いで)使った場合の費用は以下の通り。価格はすべて税込みです。

またユニバーサル契約料として毎月3円ほどかかりますが、それは大した費用ではないので省いています。

  docomoでの購入・運用 Appleで本体購入+LINEモバイル運用
本体代金(iPhoneXR 64GB) 1,296円✕24ヶ月
=2年間で合計31,104円
3,816円✕24ヶ月
=2年間で合計91,584円
新規契約事務手数料(SIMカード発行費用含む) 3,000円 3,400円
毎月の利用料金合計(通信量1GBの場合) 4,514円✕24ヶ月
=2年間で合計108,336円
1,296円✕24ヶ月
=2年間で合計31,104円
2年間使った場合の合計費用 142,440円 126,088円

 

こんな感じです。

端末購入サポートにより端末の価格自体はdocomoに軍配があがりますが、ケータイの利用料金がLINEモバイルのほうが圧倒的に安いため、結果2年間使った場合はAppleでの本体購入+LINEモバイル運用のほうに軍配が上がるのです。

そして3年目以降は端末代金がかからないので毎月の利用料金だけとなり、1ヶ月あたり3,218円、年間で38,616円の差が永続的に発生するようになります。年間で約4万の差はかなり大きいですよね。

 

また、LINEモバイルを含む多くの格安SIMでは、キャリアのように2年縛りの条件はありません。

解約手数料はもちろんありますが、LINEモバイルの場合だと1年利用すれば以降は解約手数料は発生しないようになっています。

このあたりは格安SIM会社によって変わりますが、1ヶ月以降はいつでも解約しても手数料がかからないというところや、そもそも解約手数料すら発生しないというところもあります。

なので1年使ったところで他にもっと良いプランの格安SIMを見つけたら、そちらに気軽に乗り換えられるというわけです。

 

しかもそれ以外にもまだメリットがあります。

何故今回LINEモバイルをおすすめとして出したのかというと、LINEモバイルには主要SNSでの通信量がかからないという特徴があるからです。

現在はLINEやTwitter、フェイスブックにインスタグラムと様々なSNSが登場しています。

なかでもLINEモバイルの名前にあるLINEはSNSという枠にとどまらず、チャット(トーク)が出来たり無料で通話できたりと、これまでのメール+電話機能に置き換わる、もはや切り離せないSNSとなっています。

おそらくLINEを利用しているほとんどの人は、現在は通話料の発生する普通の通話は利用せずこのLINE通話を使っているのではないでしょうか?

 

LINEモバイルを利用することでこのLINE通話(トークも)で使った分の通信量がカウントされないので、いくらLINE通話をしてもトークをしても相手のタイムラインをみても、1GBの容量は残ったままになります。

これがdocomoのプランだと使った分は減ってしまいますし、しかも今はあまり使われていない音声通話の為に基本料金(シンプルプラン980円などの料金)が別途発生してしまいます。

もちろんLINE意外の主要SNSも無料なので、万が一パケット容量を使い切ってもTwitterやフェイスブックやインスタグラムはいくらでも見れますし、いいねやDMだって送れちゃうんです。

つまりLINEモバイルは現代のスマホユーザーにとってはかなりベストな選択になるわけです。これがLINEモバイルをおすすめした理由です。

 

ちなみにこれはあくまで月1GBという一番安いプランで比較した場合のもの。

おそらくほとんどの人は1GB以上使うことになると思いますが、その場合docomoだと次の容量は3GB=4,000円(税込み4,320円)となりますが、LINEモバイルの場合だと1,690円(税込み1,825円)円です。

この3GBプランでの差は2年間で59,880円。1GBプランに比べると差は縮まったものの、3~4年契約し続けたらLINEモバイルの場合新しいiPhoneがタダで買えちゃう計算ですね(笑)

 

>>LINEモバイルの詳細(公式サイト)

 

なお今回はLINEモバイルを例に出してみましたが、「SNSはあんまり使わないから更に利用料金を安くしたい!」という人は他にもおすすめの格安SIMはたくさんあります。

気になる人は以下の記事を読んでみてください。

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今回のiPhoneXR割引が向いている人もいる

さて、そんなiPhoneXRの見せかけだけの割引ですが、一応この割引が使える人・向いている人もいます。

それは、これから2年以上docomoの回線を利用しようと考えていて、iPhoneXRが欲しい人です。まぁ当たり前ですね。

格安SIMがかなり普及してきてるとはいえ、あまりスマホに詳しくない人、特に高齢者の方などは何かあったときに相談できる窓口のあるキャリアのほうが良いでしょう。

(高齢者の方がiPhoneXR必要とするかは別ですが・・・)

 

そしてもう一つはローン審査が通りにくい人。

iPhoneXRを分割で購入する場合はローンになるわけですが、これまでの約10万円という金額だと審査に落ちる場合もありました。

なぜならローン会社の多くは10万円を一区切りにしていて、それ以下であれば審査は通りやすいのですがそれ以上の場合はきちんと支払える見込みのある人じゃないとOKしてくれないからです。

しかし今回の端末購入サポートはあくまで端末料金を値下げするというもの。

毎月のトータルの利用料金的にはほぼ変わっていませんが、端末料金が2万円台になればローンを組むことも簡単になります。

よってあまり収入がないけれどiPhoneXRをなんとかして使いたいという人は良いかもしれませんね。

(これまたそんな厳しい人がXRを使いたがるかは別ですが・・・)

 

しかし、それ以外の多くの人にとっては今回の記事で説明した内容の通りあまりおすすめできるものではありません。

逆にiPhoneに限らず端末を別途購入して格安SIMで運用するという形式が長期的に見てものすごくお得なので、もしスマホを新たに契約したいだとか新しい機種が欲しいと考えている人はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

 

ということでiPhoneユーザーの間で衝撃が走った今回のiPhoneXR大幅割引のニュース。

もしこの月々サポートと端末購入サポートが併用できる場合は本当に衝撃のキャンペーンだったと思います。

併用できたとしたら端末が安くなるだけでなく、毎月のパケットパック料金から更に差し引かれて実質カケホーダイプランの料金くらいしかかかりませんからね。

表面上はもの凄くお得になったように見えますが、そのまま購入=契約すると絶対に後悔するので、内容をよく理解した上で検討するようにしてみてください。

 







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