約2億円もするスーパーカー、『ブガッティ ヴェイロン』。
この後継機と言われ、以前からテストカーとして目撃があったブガッティのニューモデルの姿が、ついに完全に目撃されました!
その名前は『Chiron=シロン』!
今回はそんなブガッティ『Chiron』についてまとめていきたいと思います。
そもそも『ブガッティ ヴェイロン』とはどんな車なのか
「ブガッティ ヴェイロン」とは、2005年に販売が開始され、"世界最強"、"最速"、"最も高価"と、三拍子そろったことで一躍有名になったしフランス製のスーパーカー中のスーパーカーです。
ちなみにブガッティはフォルクスワーゲンの100%子会社です。
そんなブガッティ ヴェイロンですが、実は今年2015年の2月に販売を終了しています。
というのも、実はこの車、もともと限定300台(後に追加でオープンモデル150台の増産が決定しましたが)しか販売しない計画だったんですね。
それで発売開始から10年立った今年、遂に完売したということです。
「ブガッティ ヴェイロン」の価格
さて、完売したブガッティ ヴェイロンですが、"最も高価"と言われていたその価格、皆さんご存知でしょうか?
まぁ既に記事タイトルで書いちゃってるんですが・・・(笑)
ブガッティ ヴェイロンの価格は、125万ドルです。ただしこれはアメリカの価格です。
日本ではニコル・レーシング・ジャパンという正規代理店が販売していたのですが、その発売時の価格は1億6300万円(税込)でした。
なんだ、2億もしないじゃないか!(それでも高いけど)と思った方がいると思うんですが、実はその後4回ほど価格改定があって、2009年11月以降の定価は1億7900万円(税込)となったようです。
1.8億なんで、まぁ2億円ということですね。2000万円の差は大きいですが、このくらいの金額になると小さく見えるから不思議です(汗)
「ブガッティ ヴェイロン」の性能
ということで約2億円もする最強のスーパーカー、「ブガッティ ヴェイロン」。
"最も高価"なだけではなく"最速"というその性能はどれくらいのものなんでしょうか?
ヴェイロンの正式名称は、「ブガッティ ヴェイロン16.4」となっていて、この16.4はV8気筒×2のW16気筒+4ターボチャージャーであることを表しています。
詳しい解説は控えますが、このエンジンから生み出されるパワーは、最高出力1,001PS/6,000rpm、最大トルク127.5kgm/2,200-5,500rpmという驚異的なものになっています。。。
その速さは、発進から100km/hまでわずか2.5秒です。参考までに、スーパーカーで有名なランボルギーニのアヴェンタドールは2.9秒以下ということです。
コンマ数秒の世界ですが、割合にするとだいぶ差があることがわかりますね。それにしても2.5秒って。。。
さらに、最高速度もこれまた一番の、407km/hです。新幹線は一番早くて320km/hです。
ちなみに407km/hを出すにはいろいろ条件があって、条件を満たした上で専用のキーを差し込むことで車高が下がったりリアウィングが変形して、いわゆるオーバードライブ的なモードに変わります。
これで走れるようになるわけですが、なんか男のロマン溢れててかっこいいですね!
ブガッティ『Chiron』の目撃情報・写真
では本題であるブガッティ「Chiron」のフルヌード(笑)目撃情報です!
どうでしょうか!?
大きな造形の変化はありませんが、より車高が低くなってライト周りがスタイリッシュになった印象です。
ちなみにこの写真は11月26日にスペインの自動車メディア、『motor.es』がとらえたものです。
彼らが欧州の公道で走行テストを行うヴェイロン後継車、「Chiron」の市販車両とみられるものを発見し、ネット上で発表しました。
ブガッティ『Chiron』の性能は?
「Chiron」をとらえた同メディアがいうには、エンジンはヴェイロンと同じ8.0リットルW16気筒+4ターボを搭載。
ただし、最大出力は1500psレベルへ向上。0-100km/h加速2.3秒というまたしても世界トップレベルの性能を実現しているということです!!
ヴェイロンの記録を塗り替えるつもり満々ですね(笑)
というか凄すぎてよくわからなくなってきました。これは近い将来2秒切る車が確実に出てきますね。。。
ブガッティ『Chiron』の発売日は?
気になる発売日ですが、同メティアいわく「Chironは2016年の3月、ジュネーブモーターショー16でデビューする」ということです。
まぁ既に市販車と思われるモデルが公道をモザイク無しで走っているわけですからね。車両自体はもう完成して調整段階なんでしょう。
3月だとあと4ヶ月くらいですが、わりとすぐですね!
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ブガッティ『Chiron』の呼び方や名前の由来について
ちなみに「Chiron」は「シロン」と読むみたいです。「チロン」と読んだ方、残念!
「Chiron=シロン」という名前は、ブガッティの最盛期に活躍したレーシングドライバー、ルイ・シロンからとったそうで、同名のコンセプトカーが一度1999年に発表されているんです。
それがこちら。
今から16年も前なのでクオリティは良くない(笑)ですが、今回の新しい「Chiron」とほぼ同じです!
一目見てブガッティとわかるデザインは、この頃から決まっていたんですね。
ちなみに「ヴェイロン」という名前も、同じくブガッティのレーサー、ピエール・ヴェイロンからとった名前なんですよ。
まとめ
ということで、価格2億円の最高級スーパーカー「ブガッティ ヴェイロン」の後継車、「Chiron(シロン)」の情報をお伝えしました。
性能だけで言うと既にヴェイロンを凌ぐChiron、果たして価格でも記録を塗り替えることになるのか!?
そしてどんな人がこんな車を買うのか!?(笑)
これは正式発表が非常に気になるところです!