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ゲーム

『8BIT MUSIC POWER』ファミコン新作ソフト・カセットが発売!

8bitmusicpower

昔ゲーマーだった皆さんにビッグニュースです。

なんと、21年の時を経て、FC(ファミコン)カセット(ソフト)発売されることになりました!

ソフトの名前は『8BIT MUSIC POWER(8ビットミュージックパワー)』。

今回はそんなファミリーコンピュータことFCファミコン新作ソフトについてご紹介します。

はじめにファミコンを知らない人のために「ファミリーコンピュータ」についての歴史や説明をしているので、見なくても良いという人は目次から「8BIT MUSIC POWER」へ飛んでくださいね!

 

ファミコンこと『ファミリーコンピュータ』とは

famicom

皆さんは「ファミコン」こと「ファミリーコンピュータ」とはどんなゲーム機だったのかご存知でしょうか?

最近のPS4、3DSやWii Uといったゲーム機、スマホなどでゲームを行っている若い人たちは、知らない人も多いのではないでしょうか?

もしくは「ファミコン」という名前は聞いたことがあるけど実際どんなゲーム機なのか見たことがない等。

まずはそんなファミコンについてお話します。

 

家庭用TVゲーム機の革命的な作品

ファミリーコンピュータ」はPS3やWii UといったTVと接続して遊ぶタイプの据え置き型ゲーム機として、任天堂から1983年に発売されたゲーム機です。

略称は「ファミコン」や「FC」。ちなみにこの「ファミコン」という略称は、「ファミリーコンピュータ」という名前をつけた開発責任者の上村雅之さんの奥さんが、「日本人はファミコンて略すに決まってる」と予言していました(笑)

「ファミコン」の大きな特徴として、14,800円という低価格8ビットCPU(当時としてはかなり高性能)の搭載、ソフトがセットタイプで遊ぶゲームを変えられる(当時は本体に内蔵されたゲームしか遊べないゲーム機が多かった)と、これまでの家庭用ゲーム機の常識を大きく覆したものとなっていました。

これまでも据え置き型ゲーム機というものはいくつかあったのですが、この「ファミコン」の登場・人気により爆発的に普及していったのです。

いわば、「ファミコン」とは家庭用ゲーム機の革命的なモデルなんです。

 

ファミコンが与えた・残した影響

ファミリーコンピュータ」こと「ファミコン」ですが、「ドンキーコング」や「スーパーマリオブラザーズ」といった人気ソフトにより、爆発的に普及。

最終的な販売台数は前世界トータルで6,291万台となりました。内訳は日本で約1,935万台、日本以外で約4,356万台です。

この人気は日本でも全国各地、それこそ都会だけではなく田舎にも広まりました。

それにより、主に年配の方などにはゲーム機=ファミコンゲームソフト=カセットという名称が固着しており、現在でもゲーム機を見ると「ファミコン」、ゲームのディスク等を見ても「カセット」と呼ばれることがあるようです。

また、こんにちまで販売されているゲーム機は、このファミコンのシステムと同じように高性能CPUの搭載で「複雑なシステムや美麗なグラフィックスが再現できる」「ゲームソフト(ディスク)を交換して様々なゲームを遊べる」といった特徴を受け継いでいます。

このように「ファミコン」は家庭用ゲーム機として世に与えた・残した影響がとても大きく、革命だけではなく、家庭用ゲーム機の元祖といっても過言ではないモデルとなったのです。

 

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最後に発売されたファミコンのソフトは?

そんな家庭用ゲーム機として世の中に多大な影響を与えてファミコンことファミリーコンピュータですが、気になる最後に発売されたカセット(ソフト)は一体何なのでしょうか?

最後に発売されたカセットは、ズバリ1994年6月24日にハドソンから発売された「高橋名人の冒険島IV」です。

 

高橋名人の冒険島IVとは

 

高橋名人の冒険島IVは、1994年6月24日にハドソンが出した「最後のファミコンソフト」です。

高橋名人というのはゲームのキャラクターではありますが、実在する人物です。

 

takahashi-meijin

当時ハドソンに所属していた高橋名人は、「16連打」や「ファミコン名人」として名前が知られていました。

特に「16連打」に関しては、高橋名人の指に当時3億円の保険がかけられる(!)ほど、ハドソンや彼を象徴するものとなっていました。

最近人気のアーティスト、「水曜日のカンパネラ」の「桃太郎」という曲の歌詞でもコムアイさんが歌っています。

 

高橋名人の冒険島」シリーズは、そんな有名な高橋名人を商標化して作ったアクションゲームになります。

 

当時ハドソンといえば、この「高橋名人の冒険島」シリーズや、「ボンバーマン」シリーズが有名でしたね。

筆者はIVは未プレイですが、この冒険島シリーズは面白くて好きでした。

ちなみに同じく任天堂から発売された「ニンテンドー64(通称:ロクヨン)」というゲーム機の最後の作品も、ハドソンから出たソフトです。

 

そんなわけで家庭用ゲーム機の革命・元祖的な作品であるファミコンは1994年の「高橋名人の冒険島IV」を最後に20年以上ソフトが出ることはなかったのです。

 

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ファミコンの新作ソフト『8BIT MUSIC POWER』とは

8bitmusicpower

さて、前置きがだいぶ長くなりましたが(ゴメンナサイ)、今回、約21年の沈黙を破り、ファミリーコンピュータから新作のソフト・・・カセットが販売されることになりました。

そのソフトの名前は、『8BIT MUSIC POWER』!

可愛らしい最近の萌えキャラのような絵が使われたこのパッケージ、一体中身はどんなゲームなのでしょうか!?

 

ゲームというよりは音楽カセット?

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8BIT MUSIC POWER』はコロンバスサークルという会社から2016年1月31日に発売予定の新作ファミコンソフトです。

以下Amazonの商品説明です。

カセットを差し込めばあの頃が甦る! 懐かしいのに完全新曲 リアル8BITサウンドカセット発売! !

【8BITゲーム機で聴くからこそ価値がある! レジェンド達の新作ミュージック! 】
本製品は、懐かしの8BITゲーム機で聴ける、チップチューン音楽アルバムカセットとなります。音楽CDをオーディオに入れて聴くように、ゲーム機本体にカセットを入れて音楽を再生し懐かしのゲーム音が楽しめます。 収録曲は80年代のアーケードゲームや、PCゲームの音楽を作ったレジェンド達や、現在のゲーム、アニメの第一線で活躍している11人のアーティスト達の新作ミュージックを集めた8ビットゲーム機でこそ聴きたいサウンドカセットとなります。 また音楽の他、画面に表示されるグラフィックに関しても“ドット絵の神様"の作品を収録し、レトロゲームファンには懐かしくも新しいFC/FC互換機用ミュージックカセットです。

【8BIT MUSIC POWER (8ビットミュージックパワー) 収録楽曲】
01. BLACK CARTRIDGE Hally 02. PICO MY HEART 国本剛章 (Takeaki Kunimoto) 03. CIRCUS GAME 佐野広明 (Hiroaki Sano) 04. MASS PURPLE 与猶啓至 (Keishi Yonao) 05. NARU YONI NARU サカモト教授 (Prof.Sakamoto) 06. PHASE OUT (0.8) Saitone 07. ORIENTAL MYSTIQUE 梶原正裕 (Masahiro Kajihara) 08. EIGHT BIT JUNGLE 慶野由利子 (Yuriko Keino) 09. TIP-TRACK 303 Tappy 10. KIRAKIRA BUSHI Omodaka 11. TESTPATTERN 塩田信之 (Nobuyuki Shioda) <製作スタッフ> プロデューサー/イラストRIKI プログラマー門真 なむ グラフィックEIN、小野 浩 パッケージドットBAN-8KU

【ご注意】
*純正FC及びFC互換機のすべてに対応するものではありません。製造時期等により動作しない場合があります。 FC互換機については、純正FCと音が異なる場合があります。*本製品はコロンバスサークルのオリジナル製品であり、任天堂社のライセンス製品ではありません。 *記載されている名称または商品名は各社の商標または登録商標です。*画面は開発中のものです。本製品の仕様、形状、色は改良のため予告なく変更する場合があります。

型番 : CC-8BMP-BK

ということで、厳密にはゲームではなく音楽CDならぬ音楽カセットということのようです。

ただ、オマケ?的な感じでミニゲームのようなモードはあるみたいですが。

 

ファミコン世代が懐かしくなる楽曲を多数収録!

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8BIT MUSIC POWER』は上記の通りファミコン=8BITゲーム機で聞くことが出来る音楽カセットとなります。

Youtubeには試作品のデモがアップされていました。

完全に音楽を聞くだけというわけではなく、自分で各パートを調整出来るようです!

このデモを聞いているだけでも懐かしく、そしてかっこ良くて楽しい曲になっているのがわかります。

テクノやトランスが好きな人にもおすすめ出来そうです。

 

収録される内容は基本的に新曲のみということですが、80年台のゲーム音楽プロデューサーや現在のアニメやゲームで活躍している現役の音楽クリエイターが創りだす作品ということで、ファミコン世代が楽しめる音楽ばかりであることに間違いはありません。

過去にファミコンでゲーマーだったけど、今は大人になってゲームをあまりすることがなくなった人にとっては、とても楽しめるソフトになっているのではないでしょうか!

 

また、先程記載したようにミニゲーム的なものもあるようで、開発中ですがゲーム画面にも"GAME"というモードが見えます。

新作ゲームというほどではありませんが、21年ぶりにファミコンで新しいゲームが遊べるのは嬉しいですね。
 

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今こそホコリの被ったファミコンを取り出すとき!

ということで、21年の時を超えて発売される「ファミリーコンピュータ」こと「ファミコン」の新作ソフト、『8BIT MUSIC POWER』をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

筆者も10代の頃はかなりのゲーマーでしたが、大人になるにつれて段々とゲームをやることが少なくなりました。それでもゲームは好きなので、今でもyoutubeやニコニコ動画ででゲーム実況をみたり、ゲームの情報サイトのチェックをしたりしています。

この『8BIT MUSIC POWER』はそんな、子供の頃ファミコンが大好きだったような世代の人に是非お勧めしたい作品といえるでしょう。

是非この機会に、ホコリの被ったファミコンを押入れから取り出して懐かしくも新しいゲームミュージックを楽しみましょう。
(FC/FC互換機用) 8BIT MUSIC POWER (8ビットミュージックパワー)

 

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