シボレーのEV(電気自動車)である新型ボルト(Bolt)がデトロイトの北米国際自動車ショー(NAIAS2016)に登場しました!
気になるその性能は、なんと燃費およそ322km!!価格も補助金を使えば約351万円と、非常に魅力的なEV自動車となっています!
今回はそんなシボレー新型ボルトの詳細や、気になる発売日についてまとめていきます。
シボレー新型ボルトの詳細
以下、シボレー新型ボルトの記事詳細です。
一時期は望み薄とささやかれていた電気自動車のボルト(Bolt)がその後急速にペースを速め、デトロイトの北米国際自動車ショー(NAIAS2016)でその全貌をあらわした。今年初頭にラスべガスで開催された国際家電見本市CES2016でお披露目され、その後1月下旬まで開かれているNAIAS2016で注目の的となり、年末には発売される見込みとなっている。ちょうど1年前の同ショーではコンセプトの段階でしかなかったことを考えれば、かなりの急展開だ。そのボルトは、米国人が持つ完全電気自動車への固定観念を覆すクルマになりそうだ。200マイル(約322km)前後という飛び抜けた航続距離と、政府の補助金を考慮すれば約3万ドル(約351万円)という競争力のある価格で、電気自動車が伸び悩む2大要因を見事にカバー。これなら、たとえガソリン安が年末まで続いたとしても、ゲームチェンジャーとしてのこのクルマの座は揺るがないかもしれない。
引用元: Forbes JAPAN
ということでシボレー新型ボルトですが、EV自動車の燃費=航続距離を約322kmまで伸ばし、価格も補助金を使えば351万円と十分に買える価格に抑えた、非常に魅力的な自動車となっています!
ボルトは2010年に初代が登場していますが、今回の新型は性能が大幅に向上。
それだけでなく、外見も初代がプリウスやCR-Zのような形状のセダンだったのに対し、新型は今人気のコンパクトSUVのような形状になっているなど、名前こそ同じですが全く別の車と言えるレベルになっています。
他社のEV自動車と比較してみる
では次に、シボレー新型ボルトと他社EV自動車の性能・価格を比較してみましょう。
※比較対象は500万以下でベースグレード(最安価)なモデルとなっています
シボレー 新型ボルト | 日産 リーフ | 三菱 i-MiEV | BMW i3 | テスラ モデル3 | |
最大出力 | 202.8PS | 109PS | 41PS | 170PS | 不明 |
最大トルク | 36.8kgm | 25.9kgm | 16.3kgm | 25.5kgm
|
不明 |
全長×全幅×全高(mm) | 不明 | 4445×1770×1550 | 3395×1475×1610 | 4010×1775×1550 | 不明 |
重量 | 不明 | 1430kg | 1070kg | 1260kg | 不明 |
航続距離 | 約322Km | 約228Km | 約120km | 約229km | 約322km |
価格(補助金利用時) | 約351万 | 約253万 | 約193万 | 約471万 | 約420万 |
ちょっとまだ不明な点が多いんですが、こうしてみると輸入車の割にかなりコスパに優れた自動車であることがわかりますね!
日本でEV自動車といえば、日産のリーフが有名ですが、こちらは価格こそボルトに優っていますがその他の性能に差がありすぎますね・・・。
三菱のi-MiEVは、価格は安いですが性能が軽自動車レベル、BMWのi3はボルトやリーフのライバル的存在ですが、価格が100万円以上高く、しかもボルトより性能が低いという。
新型ボルトの強力な?ライバルは現在開発中のテスラモデル3と言われています。
ただ、こちらも現時点で判明している情報では、ボルトより2年ほど発売が遅れる割にボルトと同じ燃費=航続距離、それでいて価格はボルトより100万円ほど高いです。
しかも2年ほど後に出るということで、おそらくその頃はボルトがマイナーチェンジでアップグレードされてると思います。
ということで、現在のEV自動車市場では、シボレーの新型ボルトの独壇場になりそうな雰囲気です。
気になる発売日は?日本発売はある?
さて、そんなシボレーの新型ボルトですが、気になる日本発売はあるのでしょうか?
残念ながら、現時点では具体的な回答が乗っている記事は見つかりませんでした。
また、現行モデルのボルトが日本で発売されていないことを考えると、微妙かもしれません・・・。
ただ、前述したようにかなり価格と性能が魅力的な車種ですので、海外での販売台数が好調であればリーフ対抗として日本でも展開していくかもしれませんね!
まとめ
ということで、シボレー新型ボルトについての情報をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
日本発売はまだ未定ですが、発売されたらかなり魅力的なEV自動車になるのは間違いありません。
EV自動車というと燃費にばかり注目されがちですが、ボルトは外見・デザインもかっこよく、また出力やトルクといった走行性能もスポーツカーに負けていません。
それで350万ほどとう実用的な価格帯ですから、是非日本でも販売して欲しいところです。
続報が入りましたらまたお伝えしたいと思います!