買ったばかりで履き慣れていない靴や、ハイヒールにローファー、デッキシューズなど足首に負荷がかかる靴を履くと起こるのが靴ずれです。
この靴ずれ、血が出ていたいし絆創膏貼ってもすぐ取れるしなかなか治らないし困るんですよね〜。
そこで今回はそんな嫌な靴ずれの治し方と、その予防方法について調べてみました。
靴ずれの原因
そもそもどうして靴ずれは起こってしまうのでしょうか?
靴ずれが起こる原因は、簡単に言えば皮膚と靴の摩擦です。
靴の種類にもよりますが、多くのシューズの足首周りは柔らかい素材でできています。
また靴下も一般的な長さのもの(足首より上まで覆われるもの)であれば足首が保護されているのであまりダメージはありません。
しかし、足首周りが硬めの素材で出来ているローファーなどの革靴やデッキシューズをはいた際、足首まで届かない短い靴下をはくと足首の地肌に硬めの素材が直に当たります。
そしてこの時、歩く動作をするとアキレス腱のあたりがシューズのふちに強く擦られてしまうため、摩擦によって皮が剥けたり血が出てしまうというわけです。
またもう一つ、靴のサイズや形状が自分の足に合っていないということも考えられます。
靴はおしゃれアイテムの一つでもあり、様々なデザインや種類の靴が存在しています。
基本的には自分の足に合ったものを購入すると思いますが、中にはデザインが気に入った為、多少合わなくても買ってしまったという人や、アウトレットなどで欲しかった靴の別サイズがセールになっていた場合に購入してしまうという人もいるでしょう。
「少し歩きにくいだけだから我慢すれば大丈夫」
そう思って使ってしまうと、足に負担がかかるだけでなくサイズが合わないことによる摩擦などで靴ずれが起こってしまうことがあります。
これが靴ずれの正体です。
靴ずれの治し方
靴ずれになったとき、大体は移動中なので多少痛みを感じてもそのまま目的地まで歩き続けてしまう人が多いのではないでしょうか?(かくいう私もそうです)
しかし傷を無視して歩き続けると、皮膚がめくれて弱った部分に更に強い摩擦が掛かるため、傷が悪化して出血も酷くなります。
そうなると完治するまでの時間も長くなってしまうので、靴ずれになったと分かったら出来るだけ早く応急処置をして負担をかけないようにしましょう。
具体的にはまず汚れや砂、ゴミなどを洗い流し、消毒をしてから絆創膏などを貼ります。
そしてこれが重要なのですが、その上から必ず足首よりも上までくる長めの靴下をはき、ガードしましょう。
ただ絆創膏を貼るだけだと場所的にズレたり剥がれたりする可能性が高いのですが、長めの靴下でガードすることでそういった問題を防ぐことができます。
見た目的にどうしても長めの靴下を履きたくないという人は、以下のような靴ずれ用の絆創膏もオススメです。
靴ずれの対処方法
靴ずれはすでに説明したように、足首の皮膚と靴の淵の部分の摩擦により発生します。
ということはその摩擦をなくせば良いので、長めの靴下を履いて靴の縁が直接足首に当たらないようにしたり、できるだけ足首に負担のかかるような浅い靴を履かないということが重要です。
しかしそうなってしまうとせっかく気に入った靴が履けなかったりおしゃれが出来なくなってしまいますよね・・・。
そんなときに是非使ってほしいのが、ワセリンやロウ、ベビーパウダーです。
ワセリンやロウは油っぽさで滑りやすくなるため、足首や靴の縁に塗っておくことで摩擦を軽減することが出来ます。
代用としてリップクリームなどを指にとって塗るのも良いでしょう。
ベビーパウダーは逆にサラサラして滑りやすくなるため、同じく摩擦を軽減することが出来るというわけです。
ただワセリンなどに比べて長持ちしないため、お出かけ途中でつけ直す必要があります。
ヌルヌルかサラサラか好みの問題ではありますが、どちらも気軽に靴ずれを対処できるので試してみてください。
靴ずれ予防にオススメのグッズ
さて、そんな靴ずれですが、最後に靴ずれの予防にオススメのグッズを紹介しておきたいと思います。
それが私も絶賛愛用中なT字型の靴ずれ防止かかとパッドです!
これは中身がジェル状になっているいわばクッションのようなもので、かかと部分に貼ることで摩擦を軽減し、靴ずれを予防できるグッズになります。
靴ずれ防止のパッドは他にもたくさんあるのですが、このT字型というのがポイントです。
他の商品だとかかとの部分にだけ貼る一直線のパッドが多いのですが、実際使ってみるとわかりますがあのタイプだと履いてるうちにズレてきて外れてしまいます。
しかしこのT字型のパッドであれば、踵の部分から足の下に来るクッションとつながっている(=T字)為、歩いたり走ったりしてもズレません。
よってしっかりとかかとの部分を保護してくれるので、お気に入りの靴を安心して履くことが出来るようになります。
※ちなみに直接自分の足首に保護テープを貼るような商品もありますが、あちらはズレる可能性があるだけでなく使い切りでコスパも悪いため、あまりオススメしません。
上記の製品だとかかと以外にも前ズレ防止のジェルパッドや側面や指の周りにも使える万能な小型のジェルパッドも付属しているので、ほぼどのような靴ずれに悩んでいる人でも改善することが出来ると思います。
また靴ずれ以外にも足の疲れ防止やサイズの合わない靴の調節に使うことが出来るので、まさに一石二鳥なアイテムがこのT字型かかとパッドというわけですね。
まとめ
ということで今回は痛~い靴ずれの原因とその治し方・対策方法から、予防にオススメのグッズまで紹介してみました。
特にこれから夏にかけて短い靴下やローファーなどの浅い靴を履くことが多くなると思います。
そんなとき辛い思いをしないように、予め予防しておくと良いでしょう。
そしてもし靴ずれになってしまった場合は、今回紹介した方法を使って早めに治すように心がけてみてくださいね。