皆さんウェアラブル端末ってご存じですか?
来年新型の発売が予定されているAppleの『Apple Watch』や先日ご紹介したソニーの『FES Watch』。
特に「Apple Watch」の登場で一気に広まったウェアラブル端末ですが、実は最新のウェアラブル端末っていろんな種類があるんです。
今回はそんな最新ウェアラブル端末の種類や特徴からおすすめの端末までご紹介していきたいと思います。
ウェアラブル端末とは?腕時計と違うの?
そもそもウェアラブル端末とは
そもそもウェアラブル端末とは、
ウェアラブルコンピュータ(wearable computer)とは、身につけて持ち歩くことができるコンピュータのこと。ラップトップやスマートフォンなど単に持ち運べるコンピュータとは異なり、主に衣服状や腕時計状で身につけたまま使えるものを指す。 ウェアラブルデバイス、ウェアラブル端末と呼ぶこともある。
というもののことを言います。(wikiより引用)
簡単に言うと 身につけられるタイプのツール(ガジェット)ということですね。
身につける=ウェアラブルという意味なので、身につけないもの、例えばスマートフォンやタブレット等はウェアラブル端末とは呼びません。
最新ウェアラブル端末の種類や例・特徴など
では最新ウェアラブル端末の種類にはどんなものがあるのでしょうか?
ここでは大きく4つのタイプをご紹介します。
スマートウォッチ(腕時計)タイプ
これは一番わかりやすいものになりますが、腕時計タイプのウェアラブル端末の事を「スマートウォッチ」と言います。
皆さんご存知の通り、『Apple Watch』などがそうですね。
特徴としてはスマートフォンやタブレットと連携することで、スマートウォットのみで情報を閲覧したりメッセージの返信が行えるという点です。
他にも脈拍等を測定して自信の健康状態を把握することも出来ます。
スマートグラス(メガネ)タイプ
「スマートグラス」はメガネやサングラスと一体化したタイプのウェアラブル端末となります。
有名なものはGoogle社の『Google Glass』ですね。
こちらはスマートウォッチタイプと違って常に視線の近くに情報があるので、体を動かす必要がなく少し視線を変えるだけで情報が得られ、また実際の視界と掛けあわせたAR(拡張現実)を利用することが出来ます。
開発者向け【緊急入荷】Google Glass
ARとはスマートフォンのカメラアプリなどで利用しているものがありますが、実際の風景にコンピュータが計算したデータや映像を組み合わせて、得られる情報を拡張するものになります。
例えば、何もない場所をARアプリのカメラを起動して見てみると、その場所に居ないはずのキャラクターが写ったりという具合です。(怖い話じゃないですよ?笑)
例えばこんな感じです。(写真はMapFanというARナビアプリ)
アクティビティ・トラッカー(万歩計)タイプ
次に紹介する「アクティビティ・トラッカー」は、いわば万歩計のようなウェアラブル端末となります。
写真はPolarの『Loop』という商品です。
万歩計と言っても、一昔前の腰につけるようなタイプとは異なり、現在はリストバンドのように腕につけるものが主流となっています。
主な機能としては、万歩計ということで歩数のカウントや、心拍数、消費カロリー、移動距離、睡眠時間といった生活に関わる様々な情報を知ることが出来ます。
ただ腕につけるのでスマートウォッチとかぶる部分が多く、最近はアクティビティ・トラッカーの機能がスマートウォッチに付いたり、逆にスマートウォッチの機能であるスマートフォンとの連携や通知機能がアクティビティ・トラッカーに付いたりしている為、あまり差別化が出来なくなってきている感じがしますね。
その他(指輪型・小物型等)
現在主流となっているものは主に上記の3つですが、それ以外にも面白いタイプのウェアラブル端末が存在しています。
例えば、スマートウォッチを更に小さくしたような指輪型のデバイス、「Ring ZERO」。
これは言うならば「スマートリング」といったところでしょうか。
この商品はウェアラブル端末の中でもかなり革新的な商品です。
「Ring ZERO」には液晶画面や歩数・心拍数のカウントといったような機能は付いていません。
その代わり、物に触れずに指先ひとつで家電やオーディオの電源を入れたり出来るという魔法のような機能が付いています!
以下の動画は「Ring ZERO」を実際に使用しているものになります。
指のジェスチャーに合わせて照明がついたり、オーディオのボリュームが変化しているのがわかると思います。
しかもこの「Ring ZERO」は既に商品化されていて、17000円ほどという意外と低価格?で販売されています。
Ring ZERO Sサイズ White RPW-001-01
また、この他にも赤ちゃんの心拍数や体温といった情報をモニタリングする「スマート靴下」の『Owlet』や
コイン型の活動量計測センサー「Misfit SHINE」といったものも存在します。
「Misfit SHINE」は単体だと身に着けていないのでウェアラブル端末と呼ぶのか微妙ですが、
専用のリストバンドやネックレスにはめて、好きな箇所にアクセサリ感覚で身に付けることが可能です。
機能的には「アクティビティ・トラッカー」の部類にはいります。
今までの常識を覆す、エレガントなアクティビティ・モニターSHINE
最新ウェアラブル端末のおすすめ機種について
ということで最新ウェアラブル端末にはどのようなものがあってどんな特徴があるのか、だいたいわかりましたでしょうか?
では次にこれらの中で筆者がおすすめするウェアラブル端末をご紹介します!
Apple 『Apple Watch』
やはりウェアラブル端末として「Apple Watch」は外せません。
Apple Watchが登場したことでスマートウォッチが一気に普及しましたし、やはりAppleのブランド力は凄いですね。
Appleが参入したことでスマートウォッチの関連商品が増えたり、市場が活性化して様々なアプリ等も登場してるので、もしスマートウォッチで迷ってるならApple Watchを買っておけばとりあえずは安心な感じがします。
また、最近内蔵されているOSも「WatchOS2」にアップデートされましたし、あと半年くらいすると「Apple Watch 2」が登場するという噂もあります。
関連記事|『Apple Watch 2』発売日は来年6月?バッテリー容量は増加しない?
デメリットは上記記事でも書いてありますがバッテリー容量と高めな価格設定くらいだと思います。
Motorola 『moto 360』
こちらはAndroid対応のスマートウォッチで、Motorolaから販売されている『Moto 360』です。
やはり一番は見た目が良いところでしょうか!
個人的にはデザインだけで言えばApple WatchよりもMoto 360のほうが好きです。
バリエーションもいろいろあるので、様々なシーンで違和感なく使用できそうですね。
ちなみに画面はApple Watch同様液晶になっているので、通知等がポップアップで表示される仕組みとなっています。
Jawbone UP
スマートウォッチばかり紹介してましたが、ここに来てアクティビティ・トラッカーの登場です。
私がおすすめするのはJawboneの「UP」という商品です。
スマートウォッチの登場によりアクティビティ・トラッカーは下位互換のようなモデルに成り下がってしまいましたが、時計や液晶の機能がいらず、身体の情報が測定できれば良いという特化した用途であればまだまだ現役です。
逆に余計な機能が付いていない分軽く、通常の腕時計等と合わせてお洒落に使用することも出来ます。
中でもこのJawboneの「UP」は限りなくシンプルで、バッテリーも1週間以上持つということでオススメです。
新しいモデルも出てるようですが、この世代のモデルが一番かっこ良いと思います。
そして今なら半額セールもやってるみたいなので、欲しい人はお早めに。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
スマートフォンの普及に続き、スマートウォッチやアクティビティ・トラッカーといったウェアラブル端末の市場もだんだんと大きくなってきています。
少し前はスマートフォンもそうですが、ウェアラブル端末なんていう商品が出てくるなんて映画の中でしかないと思っていました。いやーテクノロジーの進化は速いものです。
近い将来、もっと小型化・高性能化が進めば、いずれ「カタチ」の無いウェアラブル端末も登場するかもしれません。そうなったら本当にSFですね。
これからどんどん活性化していくであろうウェアラブル端末。
どんな新しくて面白い商品が登場するか、楽しみですね!